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2018年8月19日 (日)

読んだら、きちんと自分の知識にする方法

著  者:宮口公寿
出版社:明日香出版社
出版日:2011年1月26日 初版 2月7日 第10刷 発行
評  価:☆☆(説明)

 図書館で借りた本。そもそもこのブログを始めたきっかけの一つが、本を読んでも読んだ端から忘れてしまうので、もったいないと思ったこと。ブログの記事が思い出す糸口ぐらいにはなって、完全に(読んだことさえ)忘れてしまうことはなくなった。でも「自分の知識に」なっているとは言い難く、書名に魅かれて本書を手に取ったらしい。

 本書は「メモリー・リーディング」という、著者が考案した読書法を紹介した本。その根幹には「記憶術」を「1日5分のトレーニングを3週間すれば、ひと晩で100ページの本をかなり詳細に憶えることができる」というもの。

 その記憶術を乱暴にまとめると「イメージに変換して憶える」に尽きる。「携帯電話」「赤ちゃん」「チーズ」と憶えるのであれば、「携帯電話を食べている赤ちゃんからチーズの匂いがしている」イメージを思い浮かべる、といった具合。なるべく「大変だ」とか「やばい」とかの感情を持ち込むといいらしい。

 この記憶術の有効性は著者の折り紙付きで、著者のセミナーの参加者も実際に効果を上げているそうだから確かなものなのだろう。ちらりと疑いの気持ちが頭をもたげるけれど、それは私が自分で実践していないからだ。「記憶術」を身につけたい人は読むといい。

 その上でネガティブなことを言うけれど、私が思う「読んだ本を自分の知識にしたい」は、「記憶する」とはちょっと違うのだ。言葉にすると何か違ってしまうのだけれど、頑張って表現すると「自分で解釈・消化して身につけ」てこそ、「自分の知識」だと思う。本書は、私が期待していたものと違っていた。

 いいこともあった。憶えるのに「アウトプットは必ず必要」で、そのためにツイッター<フェイスブック<ブログ(<はおススメの度合い)に書けばいい、と書いてあった。図らずも既に私は、著者のおススメを実践していたわけだ。

 最後に。冒頭に「本書を手に取ったらしい」と書いた。「らしい」としたのは、図書館で本書を手に取った記憶がないからだ。にも関わらず、図書館の蔵書である本書が我が家にあった。私の「忘れてしまう」度合いは、「記憶術」どうこうの話ではないのかも知れない。

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