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2018年6月17日 (日)

ムダゼロ会議術

著  者:横田伊佐男
出版社:日経BP社
出版日:2018年5月21日 第1版第1刷発行
評  価:☆☆☆☆(説明)

 出版社の日経BP社さまから献本いただきました。感謝。

 会社勤めや役所勤めをしていれば「会議」を避けては通れない。その会議を理想的なものに変える方法を、本書は教えてくれる、という。「会議」が変われば「仕事」が変わる。「仕事」が変われば「会社」が変わる。「会社」が変われば「人生」が変わる。「はじめに」で上手に煽られて、期待して読んだ。

 本書は会議における悩みを4つに絞っている。会議の「時間が長い」「中身が薄い」「何も決まらない」「発言がない」。思い当たることが多い。私がすぐに思い当たった会議は、1番と2番と3番が複合的にあてはまる。いや発言だって、指名された人がするだけだから4番もだ。

 それで、どうしたらいいのか?まず、会議「前」「中」「後」に分ける。されに「前」に①会議の人選、②論点。「中」に③ゴール設定、④シナリオ、5拡散、⑥収束。「後」に⑦議事録。全部で7つの項目に分けて「良い例」と「悪い例」を分けて説明。分かりやすい。

 例を一つだけ。会議「前」の②論点。これは議題の設定の話。そもそも「議題」があって、その「答え」を論じるのが「会議」。「答え」を論じるのなら、「議題」は「問い」でなければならない。「良い例」と「悪い例」をあげると...

悪い例:現在の営業不振について
良い例:現在の営業不振を、誰がどうやって挽回するか?

 さらに言えば、「比較」や「数字」を取り入れると、より問題の幹をつかみやすい。

良い例:目標未達の「1億円」を「3か月以内」に、誰がどうやって挽回するのか?

 どうだろうか?私の経験では「悪い例」のような議題以外見たことがない。下手をすれば「議題があるようなないような」会議もある。人間「問い」の形で出されると「答え」を求めたくなる。これだけでも、会議を有意義なものに変える力があるかもしれない。おススメ。

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