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2018年5月23日 (水)

ネオカル日和

著  者:辻村深月
出版社:講談社
出版日:2015年10月15日 第1刷発行
評  価:☆☆☆☆(説明)

 辻村深月さんのエッセイ集+掌・短編4本。エッセイは毎日新聞に2010年から2011年にかけて連載した「日本新カルチャーを歩く」を中心に42本。

 私は辻村深月さんの作品が好きだ。このブログで年に数個しかない☆5つを、「ハケンアニメ」「東京會舘とわたし」「かがみの孤城」と、3年連続で付けた。好きな作家さんができると、作品の向こう側にいる作家さん自身に興味が湧いてくる。どんな人なんだろう?それでこの「初のエッセイ集」を手に取った。

 本書には、著者の「好きなもの」が凝縮されている。毎日新聞の企画が「興味の赴くまま好きなところに取材に行ってよい」というものだったらしいので当然そうなる。どんな人なんだろう?という私の興味にも、直接答えてくれた。

 それで、著者の「好きなもの」とは。まずは、藤子・F・不二雄さん、ドラえもん、パーマン、のび太。ガンダム、ポケットモンスター、フジロック、アメトーーク。本や映画、演劇では「モモ」「オペラ座の怪人」、クリスティの「アクロイド殺し」、ポーの「黒猫」。好きな戦国武将は武田信玄(著者は山梨県民だ)。

 ここに挙げたのはほんの一例で、私が分かるものから選んだ。著者の「好きなもの」は、とても広い範囲に及んでいて、その好奇心の強さを、とても好ましく感じた。作品だけでなく、人としても好きになった。

 最後に。私は長野県民なので、戸隠のそばとか杉並木とか、「みすゞ飴」とかが出てくると親近感が急上昇する。

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