« 白銀ジャック | トップページ | 数の現象学 »

2016年12月 7日 (水)

RDG レッドデータガール はじめてのお化粧

著  者:荻原規子
出版社:角川書店
出版日:2009年5月30日 初版発行
評  価:☆☆☆(説明)

 「RDG レッドデータガール はじめてのお使い」の続き。

 主人公の鈴原泉水子(いずみこ)と、同級生の相楽深行(みゆき)の2人が前作から引き続き登場。舞台は前作の熊野古道に近い山深い里の中学校から、一転して鳳城学園という東京の私立高校に移る(もっとも東京と言っても高尾山の近くなのだけれど)。泉水子はそこに新入生として入学してきた。

 ざっとおさらいすると、泉水子は「姫神憑き」という、その身に神が降りる体質?で、深行はそれを守る山伏の家系の男。泉水子の父親が進学先として選んだ鳳城学園も、どうやら普通の学校ではない。追々分かるのだけれど陰陽師やら戸隠忍者やらが「集められている」らしい。、

 泉水子の成長が著しい。と言っても「ひとりで高尾山まで来れた」とか「券売機で切符が買えた」とかいったことなんだけれど。でも、これは外から見える象徴的な出来事であって、それを上回って内面も成長した。自分で考える、自分を受け入れる、ことができるようになった。

 舞台が高校に移って、登場人物のほとんどが高校生になって、寮生活や生徒会や部活動が描かれて、ますます「学園モノ」の様相が濃くなってきた。濃いと言えば、学園の生徒たちのキャラクターも濃い。「影の生徒会長」なんてのもいて。物語がどこに行こうとしているのか、目が離せない。

 にほんブログ村「ファンタジー」ブログコミュニティへ
 (ファンタジー小説についてのブログ記事が集まっています。)
 にほんブログ村「ミステリー」ブログコミュニティへ
 (ミステリー小説についてのブログ記事が集まっています。)

 人気ブログランキング「本・読書」ページへ
 にほんブログ村「書評・レビュー」ページへ
 (たくさんの感想や書評のブログ記事が集まっています。)

 
Yahoo!ブックマークに登録 livedoorクリップに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加 Evernoteにクリップ

「RDG レッドデータガール はじめてのお化粧」 固定URL | 1.ファンタジー, 3.ミステリー

« 白銀ジャック | トップページ | 数の現象学 »

1.ファンタジー」カテゴリの記事

3.ミステリー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/108492/64603700

この記事へのトラックバック一覧です: RDG レッドデータガール はじめてのお化粧:

« 白銀ジャック | トップページ | 数の現象学 »