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2014年3月23日 (日)

レディ・マドンナ

著  者:小路幸也
出版社:集英社
出版日:2012年4月30日 第1刷発行 5月22日 第2刷発行
評  価:☆☆☆☆(説明)

 「東京バンドワゴン」シリーズの第7弾。シリーズとしては現在のところ本書が最新刊。

 舞台は、東京の下町にある古本屋&カフェの「東京バンドワゴン」。巻を重ねるごとに新たな登場人物が加わり、その多くが後の物語でも役割を得て登場する。そうして巻頭の「登場人物相関図」では、36人もの人を紹介している。

 今回も様々な物語が同時並行で進む。例えば、往年の大女優が当主で83歳の勘一を訪ねて足繁く通ってくる、勘一のひ孫の研人が上級生を殴った、店の棚一段の本を全部買っていく客がいる...といったことだ。

 「シー・ラブズ・ユー」や「スタンド・バイ・ミー」のレビュー記事でも書いたけれど、「東京バンドワゴン」は良い嫁さんたちに支えられている。今回も、勘一の孫の紺の奥さんの亜美さんが魅せてくれた、青の奥さんのすずみさんは「男前」だった。

 ところで、上に「現在のところ本書が最新刊」と書いたけれど、実はこの言葉はこの1カ月の間にこれで3度目。「丕緒の鳥」が「十二国記」シリーズの最新刊、「パラダイス・ロスト」が「ジョーカー・ゲーム」から始まる「D機関」シリーズの最新刊だからだ。

 面白いシリーズと出会うとしばらく楽しめる。「東京バンドワゴン」もそうだった。読み切ってしまって少し寂しい。早く続巻を望む。

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