« 「ニート」って言うな! | トップページ | メルストーン館の不思議な窓 »

2011年6月11日 (土)

不景気でも儲かり続ける店がしていること

著  者:米満和彦
出版社:同文館出版
出版日:2011年5月2日初版発行
評  価:☆☆☆(説明)

 著者の米満和彦さんから献本いただきました。感謝。著者には以前に「「ゼロ円販促」を成功させる5つの法則」もいただいています。

 本書で書かれているのは「新規顧客獲得」→「固定客(定期的に来店してくれる客)化」→「ファン客(信者的な客)化」という「3段階必勝法」。客商売をしている経営者や店主で、こうした流れを考えたことがない人はいないだろう。率直に言ってこの流れには、オリジナリティは全くない。しかし著者は言う。「知っているから実践しない人ばかり」。大事なのは「実践すること」。そして、本書に書かれたその方法は、著者が経験から導き出したオリジナルなものだ。

 「物事はシンプルに考えよう」と本書の最初の方で著者が述べている。シンプルな方が却って普遍性もあるし、何よりも取り組みやすいからだ。そもそも「販促の3段階必勝法」は、「新規顧客」から「ファン客」へのシンプルな一本道だ。そのベースには「お客は知っている店(人)から買う」「知っている人=信頼できる人」という、シンプルな考え方がある。
 この「シンプルさ」をどう評価するかは人それぞれだろう。私は「シンプル過ぎる」と思う部分もあった。お客がそんなに思い通りににはならないだろう、という気もした。また、「知っている人=信頼できる人」と言われても、私はそう思わない。「知らない人→信頼できない人」が正しくても、その裏は正しいとは限らない。

 ただし、このことは本書の価値をそれほど減じるものではない。書かれている販促方法は、その一つ一つのアイデアが的を射たものが多い。冒頭に書いたように、これらは著者が経験から導き出したもので、うまく行った実績もある。それに大事なのは「実践すること」。私もさっそく、仕事で月に1回出しているニュースレターに「人に関するコンテンツ」を入れてみた。

 人気ブログランキング「本・読書」ページへ
 にほんブログ村「書評・レビュー」ページへ
 (たくさんの感想や書評のブログ記事が集まっています。)

 
Yahoo!ブックマークに登録 livedoorクリップに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加 Evernoteにクリップ

「不景気でも儲かり続ける店がしていること」 固定URL | 6.経済・実用書

« 「ニート」って言うな! | トップページ | メルストーン館の不思議な窓 »

6.経済・実用書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/108492/51913905

この記事へのトラックバック一覧です: 不景気でも儲かり続ける店がしていること:

« 「ニート」って言うな! | トップページ | メルストーン館の不思議な窓 »