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2005年7月17日 (日)

アブダラと空飛ぶ絨毯 -ハウルの動く城2-

著  者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (訳:西村醇子)
出版社:徳間書店
出版日:1997年8月31日初版 2004年11月10日32刷
評  価:☆☆☆☆☆(説明)

 映画「ハウルの動く城」の原作「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹編。題名に「ハウルの動く城2」と書いてあるのだが、ハウルその人は、残り15ページというところになってやっと出てくる。実は、もっと前にも登場するのだが、読者には分からない。主人公もアブダラという青年だし。ハウルの動く城の続編だと思った人は裏切られることになる。このタイトルはいかがなものか。

 タイトルには不誠実さを感じるが(おそらく著者のせいではない。日本の出版社が付けたのだろう。それも最近になって付けたのかも)、物語は「ハウルの動く城」より完成度も高いし面白い、それに分かりやすい。ジブリはこっちも映画化すればどうだろう。
 今回は、主人公アブダラには、結婚を約束した恋人「夜咲花」を助けるという目的がある。旅の道連れもいる。敵役もいる(これが、完全な悪人ではないところがニクい)。そして最後にタネ明かし。何となくアラビア風の雰囲気もあって、面白くなる要素がギッチリ。

 「魔法使いハウルと火の悪魔」を読まずに、これだけ読んでも楽しめるが、最後のタネ明かしは面白くないだろう。つまり半分しか楽しめない。「ハウルの動く城2」としたのは、1を読んでから読め、というサインなのかも。

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