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2005年6月21日 (火)

魔法がいっぱい 大魔法使いクレストマンシー外伝

著  者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (訳:田中薫子・野口絵美)
出版社:徳間書店
出版日:2003年3月31日初版
評  価:☆☆☆☆(説明)

 クレストマンシーシリーズの外伝。短編が4つ収められている。

 「キャットとトニーノの魂泥棒」が一番面白い。トニーノがクレストマンシー城に来てからの話なので、「トニーノの歌う魔法」の直後の話だ。タイトルどおり、「魔女と暮らせば」のキャットとトニーノが主人公。「クリストファー魔法の旅」の時のクレストマンシー、ゲイブリエル・ド・ウィットや、その他の登場人物、もちろんクリストファー・チャントも登場する。著者は、シリーズのまとめとして、このオールスターキャストの物語を書いたのかも。

 次が、「キャロル・ホールの百番目の夢」。夢を巻き取り機で取り出してビンに詰めたり、枕にして売るという設定がすばらしい。キャロルは自分の夢をそうやって売って有名になった少女。夢の中の登場人物が、待遇の改善を訴えるという、奇想天外な展開がさらにすばらしい。

 「見えないドラゴンに聞け」は、ハラハラドキドキ感としては4編中最高。歴史のパラドクスなどを巧みに取り入れていてすごく面白い。クレストマンシーは少し超人的すぎるかも。今回は天界へ登って、神々を諌めるのだから。
 クレストマンシーシリーズのパラレルワールドの中には、神々が治める世界もあったというわけだ。

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