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2004年7月 2日 (金)

ナルニア国物語2 カスピアン王子のつのぶえ

著  者:C.S.ルイス (訳:瀬田貞二)
出版社:岩波書店
出版日:1966年7月1日初版 1987年5月25日第24刷改版 1995年11月6日第35刷
評  価:☆☆☆☆(説明)

 前号「ライオンと魔女」から数百年後のナルニア国の物語。しかし、ピーター達4人の兄弟の世界では(つまり、こちら側の世界)、わずか1年後のこと。4人は不思議な力であちら側の世界へ引っ張り込まれてしまう。
 あちら側の世界では、4人は数百年前に魔女を倒し、善政を敷いた伝説の王たちなので、それが再び姿を現したことになる。このように時間軸を共有しないパラレルワールドがあるとすれば、数百年と言わず数千年前の王様が甦ることの説明ができる。なるほど!と手を打った。
 数百年後のナルニアは、かつてのように動物や木の精が話をする国ではなく、人間たちに征服された、面白くも美しくもない国になっていた。今回のお話は、叔父の奸計で殺されそうになった、正当な血筋の王子カスピアンを4人とライオンのアスランが助ける話。
 臆病にになったスーザンには、なかなかアスランの姿が見えなかったり、生気のない人に息を吹きかけると元気になったり、しかし、最初から導いてくれるのではなく、相当の苦労と努力をした人に救いを差し伸べたりと、アスランは神を象徴してるのだろう。

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